ボタン電池 SR44 LR44について2010/04/08

概要

ボタン電池のSR44(酸化銀電池:1.55V)とLR44(アルカリ電池1.5V)は同じ径でほぼ同じ電圧だが、SRの方が電圧降下少なく長持ちで高価、LRは半分くらいの寿命で安価。
SR44が指定されている機材にLR44を代替で使用することは避けた方が良いが、逆はたぶん可能だ。(コストは上がるが、寿命は伸びる)。

名称

ボタン電池の最初の文字は電池の種類、その後のR**はサイズを表す。(Rは円形を意味する。)
  • SR44: S=酸化銀電池, R44=直径11.6x厚み5.4
  • LR44: L=アルカリ電池
  • CR2032: C=二酸化マンガンリチウム電池, R2032=直径20x厚み32
参考)Wikipedia ボタン型電池の項目

経緯

ミツトヨのデジタルノギスの電池が切れていた。交換用電池として記載されているのはSR44。秋月のテスターもそうだったよなぁ(であればストックが有るかも)、とチェックするとLR44と記載。(あれ、違うのか。)
SR44を買わなければならないのは分かったが両者の違いがわからないので調べてみた。(もしかしたらLR44で良いのかも?)

Google検索「SR44 LR44 違い」を行うと、電池種類、電圧などは分かった。1.55Vと1.50Vの違いなので大差はないと思ったが、ミツトヨのノギスはLR44では動作しないとの話も見つけたのでよくよく調べると以下のようなページを見つけた。
代用水銀電池の特徴
このページの中程に電池の放電特性が書いてある。酸化銀電池(SR44)は寿命近くまで1.55Vをきちんとキープしているが、アルカリ電池(LR44)は使用開始後だらだらと電圧を下げ、それが寿命近くで大きく下がるという特性になっている。
この事から電圧にシビアな(SR44を指定している)機器ではLR44は使えないか、使えたにしてもより短時間で使用不可能になるであろう事が分かる。
ただし、逆(LR44と書いてある機器にSR44を使う)であればコストはあがるが、寿命は約2倍にのびるので、使用するメリットはあると言える(値段次第ね)。

関数電卓2010/03/19

LEXIBOOK SC260FR

この間、出張に行ったときにフランスのカルフール(スーパー。日本には一時幕張や南町田にあったが撤退した)で関数電卓を見つけた。

LEXIBOOK SC260FR ( 7ユーロ@carrefour 2010年春)

前に持っていたのを無くしてから日本でも探したがそこそこ値段がしたので踏ん切りがつかないでいた。しかし今回出張中に簡単に計算がしたい(iPhone3Gだとどうしても立ち上げ時間がかかって使いづらい)というのと、7ユーロ(約900円)という値段でHEXデータの扱いができれば十分だったという事で購入した。

さすがにキータッチがしょぼいが今のところ満足。なんといっても他に持っている人がい無さそうなところが良い。(デザインはそんなに趣味ではないんだけど)

マニュアルがフランス語なのでフランス語の勉強のネタにもなりそう。